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執筆者の写真郁子 後藤

すわちゃんの音楽は裸電球みたいだ。

初めてすわちゃんの音楽を聞いたのは、夜の山小屋の土間のストーブの周りでだ。

ポロポロと聞こえてくる歌詞の光景が、裸電球で照らされた土間の天井にふわりと見えたり、闇の合間に消えていったりした。

「ひげ」「ヤゴ」「青空の梅干し」…。

ぽっとついた灯りは暖かそうだけど、その向こうにしょんぼりや切なさや、やるせなさが見え隠れしているよう。

「子供は早く大人になりたい 大人はできれば子供に戻りたい」って歌詞が出てくるけど、大人でなければこんな歌詞は作れないなあと思う。

自分はいい大人にはなれてないような気がするけど、この音楽にじんわりできるのは嬉しいのです。

ジャケットはハチャメチャそうだけど、ロマンチスト?な、ちっちゃいすわちゃんをイメージして描きました。嬉しく、楽しく描いたよ。


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執筆者の写真郁子 後藤

木曽の御嶽山、二の池ヒュッテで今季から販売される山バッジのデザインを担当させていただきました。

二の池ヒュッテは昨年代替わりして、友人でもある高岡さんが女将になった山小屋です。

森林限界を超えている立地で厳しい環境にある小屋ですが、その分大きな自然を感じられる場所。

厳しくもあり、でも、ほっとできるような場所である山小屋を女性が切り盛りしているのは、なんだか納得がいくような気がします。

時々小屋の周辺で雷鳥の親子が目撃されるそう(私はまだ目撃していませんが!)。よちよち歩く雷鳥親子のように、ちょっとほっこりするようなデザインにしたいなと思いながら作りました。

山小屋でのみの販売となります。

御嶽山登山の記念に二の池ヒュッテに立ち寄ってみてください。


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執筆者の写真郁子 後藤

ご挨拶がすっかり遅くなってしまいましたが、個展「山のできごと」無事終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました!

うっかり1ヶ月以上経ってしまいましたが…。会場でいろんな人に出会えたり、たくさんの言葉をいただいたことは、大事に引き出しにしまって、時々眺めて見たりしながらこれからも作品を作っていきたいなあと思います。

個展に合わせて作ったてぬぐい「山てぬぐい/奥多摩」、三鷹にある山道具屋さん「ハイカーズデポ」さんにて取り扱っていただいています。

勝手に名付けた「山てぬぐい」、第一弾(?)は「奥多摩」です。お山を始めた頃によく歩いていた奥多摩の二つの尾根「石尾根」と「笹尾根」がモチーフです。どちらもそれほど標高は高くはないのですが、尾根の上に立つと奥多摩の山並みが広々と見渡せて、「今度はあの道を歩いてみよう」とわくわくしたものです。よーく見ると、山の中で遭遇した景色や動物や人や物事が見え隠れしています。

中央線や青梅線のお山の帰り道、お近くに行かれた際は是非!


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